多文化交流ひろば　6月19日

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「多文化交流ひろば」の第1回目はネパール出身のマノジュ　シュレスタさんに「ネパールの文化とヒマラヤの自然」と題してお話していただいた。甲南大学経営学部教授、NEDO（ネパール教育開発機構）代表、NPO法人アフリカ・アジアパートナーシップフォーラム理事長をしておられる。

話の内容は主に５つの部門から成る（１）ネパールの国情（２）ヒマラヤの自然環境とその課題（３）日本とのかかわり（４）ネパールの潜在力とイノベーション--- 民間主導の農村開発プロジェクト（５）これからの途上国問題への取り組みについての提言

日本在住35年、すばらしく流暢な日本語で多岐にわたる内容、難しいテーマもわかり易く説明され、ときにはダジャレを交えながらのお話しに参加者からも笑いがこぼれた。
今回は講演というよりも「ひろば」という雰囲気で、誰もが講演中いつでも質問できるというようにしたことで会場が一つになって参加型の講演となり、講師も参加者もともに楽しめたことがよかった。それこそがこのプロジェクトを立ち上げた目的である。
もう一つは外国人の参加者が何人かおられて質問を投げかけてくれたことがより一層会を盛り上げることになった。
最後には「ヒマラヤで進む氷河の消失」の映像を見て、気候変動がいかに深刻か全世界に向けて発信していただいた。
第1回目の「多文化交流ひろば」は参加者全員の満足そうな表情と大きな拍手で定刻にお開きとなった。

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